The Surrey/ザ サリー

20 E 76th St, New York, NY

もとは1926年築のレジデンスホテルで、かつてはケネディ大統領やベティ・デイヴィスなどの有名人も滞在したという建物。数々の受賞歴に輝くインテリアデザイナー、ローレン・ロテット氏の手により、2009年にサリー・ホテルとして現在の姿に生まれ変わった。総工費6,000万ドルを掛けた改装は、ニューヨークでも指折りの豪華さで、遊び心に溢れたホテルを作り出した。設置されたオーナメントの中でも一際目を惹くのは、絶頂期のケイト・モスを描いたチャック・クロースによる高さ6フィートのタペストリー。次点として挙げられるのは、緻密な東洋の織物を型取り手作業で敷き詰められたエントランスのモザイク柄の床だろう。

「モノクロマティック」のテーマのもと、シルバー、黒、グレーを基調とした全館デザインが、シャネルを思わせる気品と洗練を与えている。32~55平米というニューヨークとしては広めの客室には、DUX社製の高級ベッドや絵付け模様のクローゼットが備わり、バスローブは高級リネン「プラテージ(Pratesi)」のもの。クラシックなのにコンテンポラリーな印象を与える室内には、心地良いシンプルな華やかさが漂う。

程よい気品と高級感が漂う客室

手作業で敷き詰められた大理石とタイル

宿泊客専用のルーフトップ

宿泊客とホテルのパートナーのみがアクセスできるプライベート・ルーフガーデンは、アッパー・イーストサイドでも屈指の景観を誇る(利用期間は5月~9月下旬)。

窓際のベンチにもこだわりが感じられる

セントラルパークにほど近い立地

ホテルが貸し出す自転車(英Bobbin社製)に乗って、近くのディーン・アンド・デルーカ(DEAN & DELUCCA)で食料を仕入れたら、セントラルパークでNY風ピクニックと洒落込もう。ホイットニー美術館も目と鼻の先にある。 すぐ近くには、マーク(The Mark)とローズウッドグループのカーライル(The Carlyle)という、アッパーイーストサイドの2軒の極上ホテルもある。3軒ともおすすめだが、客室はここサリーが最適だ。ロビーが印象的なのはカーライル(ウディ・アレンが好んで公演を行う伝説の「ベーメルマンズ・バー(Bemelmans Bar)」もある)、レストランのレベルが高いのはマークのジャン・ジョルジュ(JEAN-GEORGES)だが、総合点ではやはりサリーが一押しだ。

ケイト・モスに見つめられる幸せ

瀟洒なロビーのモザイク柄タイルが美しい

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