Aoi Kyoto Stay/葵 KYOTO STAY

京都府京都市下京区天王町145−1

葵 KYOTO STAYは、木造の町屋を改造した計6棟からなる滞在型施設で、京都を代表する観光スポットの近くに位置する。多くは川に面し、桜や周辺の山並みを臨む景観も素晴らしい。ほとんどの建物は築100年以上と外観こそ古めかしいが、館内は床暖房、高速Wi-Fi、HDTV、ブルーレイDVDプレイヤーなどの最新設備を完備している。

内装には、畳、槇風呂、禅の庭などといった伝統的な和の要素が採用され、中には北欧のヒップスターばりの雰囲気さえ漂う建物も。

芸者や舞妓のいる祇園にも徒歩ですぐという好立地。各施設にはキチネットが備わっているが、京都滞在中に寿司や味噌汁を自分で作れないという人も心配無用。近隣に多数あるレストランから、朝食や夕食のデリバリーを受けることができる(有料)。

部屋にはオーガニック今治タオル(今治は日本国内では有名な高品質タオルの生産地)、高級な布団、見目麗しい手漉き和紙の文具(故郷に優雅な手紙を書くのも良いだろう)、紙のテーブルウェアが。和の伝統的要素や工芸品がひとつ屋根の下にぎゅっと詰まっている。

小さな町屋は庭もかわいい

「葵・綾小路橋」の外観

最も西洋風な棟は「葵・綾小路橋」。ゆったりしたリーディングソファ、BOSEのサウンドシステム(レコードプレーヤーとジャズのLPがたっぷり用意されている)、ツインベッドもある。そして、ガラス戸を開けると目の前には高瀬川の流れ。日本ではなくアムステルダムにでもいるようだ。

町屋を生かした棟の中では「鴨川邸」が気に入った。骨董とモダン家具の融合の他、鴨川の上にでもいるようなゴージャスなテラスがポイント。かつては酒屋の蔵だったそうだが、現在の用途の方が良いに違いない。

宿泊する際は、室内の設備を壊さないよう注意。江戸時代の屏風や、100年以上前に作られた漆器や陶磁器がたくさんあるが、これらが室内の魅力を増しているのも事実だ。

建物も古いので、中には階段が急だったり、冬には隙間風が入ったりする施設もあるが、それでも泊まる価値は十分にある。

唯一の心配は、このこぢんまりとした居心地の良い町屋から出たくなくなることだろう。価格は宿泊人数によって変わり、3~4人だとかなりお得になる。

「葵・鴨川邸」の客室

鴨川沿いの素晴らしいロケーション

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