The Boundary/バウンダリー

2-4 Boundary St, London, E2 7DD

ロンドンで今最もトレンディなエリア、ショーディッチにあるバウンダリー。12の客室、スイートルーム5室という小規模なこのホテルで快適な一晩を過ごせば、私たちがそうだったように「ロンドンに引っ越してみたい」と誰しもが思うだろう。

ヴィクトリア朝のゴージャスな倉庫の改装(2008年には2フロアを建て増し)は、テレンス・コンラン卿が手掛けたもの。倉庫を現在の姿に作り替えるには3年もの年月と多大な労力を要したが、上げ下げ窓などの古き良きディテールを残すことに成功。天井が高い地下は、レンガ造りのアーチを残しつつ、オープンキッチンの高級フレンチレストランに生まれ変わった。

客室はチャールズ・イームズ、ミース・ファン・デル・ローエ、アンドレ・プットマンなど、世界のトップデザイナーに因んだ内装。中には本人の手による部屋もある。もちろんコンラン卿も内装を手がけているが、コンラン卿自身の一番のお気に入りはデヴィッド・タンによるスイートルームだそうだ(私たちにとってはコンラン卿デザインの部屋の方が良く思えたが……)。

このホテルの中心は、地下の高級フレンチでも、洗練されたデザインの客室でもなく、素晴らしいルーフトップラウンジだろう。ここは涼しい時期がベストだ。薪をくべる暖炉、数多くのヒーター、そしてロンドンNo.1のホットワイン(モルドワイン)を楽しめる。専用の炉端グリルで焼いたソーセージもおすすめだ。

イームズ・リプロダクト

1階の「アルビオン(Albion)」は、レストラン、ベーカリー、食材店の3役を兼ねる。フィッシュ・アンド・チップス、カッテージパイ、シチュー各種、伝統的なプディングなど、古くからのイギリス料理に出会える。 ここの焼きたてクロワッサンやチェルシーバンは最高だ。

テレンスコンラン・スイート

エレベーター前に小さなデスクがあるのみで、宿泊客専用ロビーやパブリックスペースはない。しかしバーとレストランが3店舗あり、そこでゆったり寛ぐことが出来る。このホテルのレストランは地元客に大人気のため、宿泊客であっても事前予約することをおすすめする。ホテルから一歩出たら、そこはロンドン屈指の魅力を誇るエリア。ホテル周辺の散策に充てる時間も十分確保したい。

アイリーングレイ・タイプ

ミース・ファン・デル・ローエ・タイプ

バウンダリー・バー

だが、このホテルの魅力は高級レストランや小洒落たバーに留まらない。私たちの一番のお気に入りは、風情があって居心地の良いカフェベーカリー兼イギリス食材店「アルビオン(Albion)」。ブランチやアフタヌーンティー、焼きたてのティーケーキやパンを楽しめるスポットとして、地元民にも大人気だ。ショーディッチの裏通りに生まれた魔法を掛けられたような隠れ家、それがこのバウンダリーなのだ。

シンプル×モダンなバスルーム

開放感に溢れるルーフトップバー

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