ME London/ME ロンドン

336-337 The Strand, London WC2R 1HA

スペインの有名ホテルグループ「メリア」が、ヨーロッパで4番目にオープンさせたMEロンドン。開業1年目にして、早くもロンドン屈指のデザイナーズ・ラグジュアリーホテルとしての評価を完全に確立させた。

地下のイベントスペースは今や、ファッションショーや新製品発表会、セレブが多数訪れるアートイベントのオープニングパーティーが目白押しのスポットに。だがこれはMEロンドンの魅力のほんの一部。最上階のルーフトップテラス&バー「レイディオ(Radio)」はテムズ川とシティを一望できる絶景スポットとして、ロンドンの洒落た人たち(と僅かな宿泊客)で大盛況なのだ。

シック且つラグジュアリーなロビー

現代的な高級感に満ちたパウダールーム

パブリックスペースだけではなく、客室も素晴らしい。スレートグレーのカーペット、シルバーがアクセントのタペストリー、純白の柔らかなリネンを敷き詰めた広いベッド――程よく控えめなラグジュアリー感が心地良い。また多くの部屋では、TVやネスプレッソマシンは黒いガラスの後ろに隠されていて景観を損なわない。防音性も高く、部屋の中はさながら金庫のよう。外の騒音を気にせずにぐっすり眠れる。

魅力的なロビー“チャーリー、転送を頼む”

MEロンドンは、有名設計事務所フォスター・アンド・パートナーズが初めて設計を手がけたホテル。印象的な空間にしたかったという設計意図に疑う余地はない。チェックインデスクは高さ30メートルの大理石製ピラミッドの土台に位置し、頂点に開いた三角形からは自然光が注ぎ込む。このチェックインデスクだけでも一見の価値がある。

オーソドックスな客室「ヴァイブ・ルーム」

館内のテクノロジーは、一般的な宿泊客(筆者を含む)にとっては少々時代の先を行き過ぎている感もある。ベルボーイが案内を買って出てくれた時は是非お願いしよう(特にハイテクな室内コントロールパネルの案内)。

1階には、ムーディーで洗練された雰囲気のステーキハウス「STK」と、爽やかな雰囲気で広々とした「クッチーナ・アゼリーナ(Cucina Asellina)」という2つのレストランが。狙っているのか否かはともかくとして、対照的な雰囲気を醸し出している。どちらも地元民に人気の店なので、コンシェルジュを通じての予約がおすすめだ。

今や伝説となったルーフトップテラス「Radio」

最上階のルーフトップテラス&バー「レイディオ(Radio)」は貸切か満席のことが多く、宿泊客であっても必ず入れるという保証はない。その雰囲気だけでも味わいたいなら、1階の「マルコーニ・バー(Marconi bar)」も悪くない。エッジの効いた内装、レザーのソファ、気取った人たちが気取った飲み物を楽しむ姿に遭遇できるだろう。 オープン間もないため未だ成長半ばという感もあるが、スタッフは非常に意欲的でエネルギッシュ。ややトーンダウンして、ここよりも財布に優しいホテルをお探しの人は、隣りのワン・オルドウィッチも要チェックだ(こちらもThe Listで紹介している)。

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